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足関節背屈制限とバビンスキー反射

足関節背屈制限のアプローチで困った経験はありませんか?
私は脳血管疾患や運動器疾患でも難渋した記憶があります。

今回は腰部脊柱管狭窄症の方の足関節背屈制限を通して
オススメの評価をご提案します。

脊柱菅狭窄症の方

過去には頚髄症性脊髄症でオペもされている。

全身可動性低下が著明で転倒を繰り返しており、
特に足部は背屈0度、クローヌスも++。
足部に軽く触れるだけで不随意に内反が出現する状態でした。

このような状態の方に、
可動性を改善するためになにが必要なのでしょうか?

足部の背屈制限に対して、
直接ストレッチをするのは有効な場合もあると思います。

でも、
それで効果が上がらない場合は理由があります。

なぜ
・筋肉や関節包の軟部組織が柔らかくならないのか?
・柔らかくなってもすぐに戻ってしまうのか?
このあたりの鑑別には理学的所見が有用です。

問題追求

大きく視点を分けると
筋緊張亢進を引き起こしている問題が
・末梢にあるのか?
・中枢にあるのか?
は最低限抑えておく必要があると考えています。

問題が末梢にある場合

末梢神経が絞扼されている場合、
神経周囲の組織のスペースを作ることで改善します。

足関節背屈のストレッチや関節のモビライゼーションをするよりも、
神経の走行に沿ったあたりのアプローチが有効です。

捻挫などで痛みが取れない場合などでもとても効果があったりしますね。

問題が中枢にある場合

脊髄レベルでの問題が生じている場合は、
末梢にアプローチしても費用対効果は宜しくないのが個人的な経験です。

なぜなら脳卒中患者さんで認められるように開放現象が出現するからです。

中枢神経からの抑制が効かなくなっていて、
末梢神経が働きまくっている状況なので、
いくら足関節を施術しようとも、
中枢神経に変化を及ぼせなければ効果は乏しいものになってしまいます。

なので
腱反射や病的反射は整形外科疾患でも重要な所見となります。

冒頭症例の評価・アプローチ

冒頭の腰部脊柱管狭窄症の方は
表在・深部感覚については大雑把な評価では著明な低下はない状態でしたが、
バビンスキー反射は陽性でした。

病的反射が陽性ということは中枢神経に問題があるということです。

脊柱に対して介入することで、
背屈の可動性は15度まで改善し、
クローヌスや触れるだけで内反が生じる事がなくなりました。

また、
転倒することもなくなり、
活動すると膝痛や腰痛が生じやすかったのですが、
現在はかなり改善し、トレーニング量が増えてきている状況です。

まとめ

問題がどこにあるのか?
を考えることはとても大切です。

普段理学的所見のような内容はあまりブログでは書いていないかもしれませんが、
実はとても大切にしてます。

評価>>>アプローチ

この重要性を経験を積む毎に痛感しております。
ご覧頂きありがとうございました。

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