毎回の施術で症状の有無以外で患者さんの変化を実感できる。
そんな臨床を実現しませんか?
「前回より○○がよくなりましたね!」
日々そんなことが言える臨床をしたいですよね。
でもポジティブな変化がでているのかセラピスト自身が悩んでしまうことはありませんか?
この勉強会で学べること
- 介入前後での変化を症状の有無以外で見る評価方法
- 評価結果を患者さんと共有し、一緒に前進を確認する方法
- 既存のアプローチに組み込める実践的な評価の視点
体には7つの「シャッター」が存在する
人間の体には、大きく分けて7種類のシャッター構造が存在しています。
最も有名なのは横隔膜です。
この横隔膜は1日に約2〜3万回上下に動いており、呼吸による換気だけでなく、
内臓をマッサージするように動くことで体内の循環に大きく寄与しています。
他にも、骨盤底筋群、胸郭上口など、体の主要な部位にシャッター構造が配置されています。
これらのシャッターが適切に機能しないと:
- 症状が慢性化する
- 急性期の炎症がいつまでも続く
- 神経系の機能が制限される
といった影響が出てきます。
実際の臨床エピソード:鍼治療後の患者さん
ある日、鍼治療を受けた直後に私のところへ来られた患者さんを評価したところ、
7つ中6つのシャッターが機能不全のままでした。
そして症状もほとんど変わっていないということでした。
これは鍼治療が悪いということではありません。
大切なのは、
どんな治療法を用いるにしても、体のシステム全体が機能しているかを確認する視点を持つことです。
この視点があることで、アプローチの方向性が正しいかどうかを判断できるようになります。
「よく見る症状」を確実に改善していくために
肩の痛み、腰痛、可動域制限…臨床でよく目にする症状は同じでも、一人ひとりの原因はまるで異なります。
しかし、万人に共通するのは、問題が起きているときには必ずシャッターの機能が低下しているという事実です。
つまり、このシャッターの評価ができることで:
- いい方向に進んでいるかどうかのコンパスを得られる
- 毎回の施術で確実な前進を確認できる
- 患者さんと変化を共有し、モチベーションを高められる
私のアプローチ法
正直に言うと、私はこれらのシャッターへ直接アプローチすることはあまりありません。
問題の本質へ介入した結果、シャッターが勝手に改善しているのを確認する方法として使用しています。
今回の勉強会は、私が実践している多岐にわたるアプローチの「入り口」「評価の視点」をシェアする内容です。
世の中にある「これさえやれば」「30秒で〜」というインスタントなものではありませんが、
毎回確実に前進してもらうためのコンパスとして、とても有効な視点です。
具体的な臨床例
実際の臨床でどのように活用できるのか、以下の記事でより詳しく解説しています:
学びを臨床に活かしませんか?
この評価法は、あなたが既にお持ちのアプローチ方法に組み込むことが可能です。
患者さんと一緒に変化を確認し、毎回前進を実感できる臨床を実現したい方のご参加をお待ちしています。
日時:12月14日日曜日 13〜17時
場所:トーチ(愛知県尾張旭市)
定員:6名
料金:5,000円
参加希望される方はLINEよりお申し込みくださいませ。