奉身塾とは ボツ2021年10月25日

「重さ」という視点から心身の問題を明らかにする

~ちゃんと役に立てるセラピストになる為の場~

「思ってたほど役にたてないのか・・・」

これは私が理学療法士になってから感じた一番の絶望でした。

「人の役に立ちたい」
「困っている人の力になりたい」
「プロとして誇りを持てる仕事をしたい」

と10年以上1,000万円以上を費やしても、
この絶望が消えることはありませんでした。

専門領域の勉強だけが絶望から抜け出す方法なのか?

真面目な人は解剖学や運動学・生理学・運動学などを勉強し続けていることでしょう。
結果が出ないと、

「自分が知らないことが専門分野にあるのでは?」

と考えてしまいがちです。私も同じ状態でした。
しかし勉強を重ねても重ねても・・・

・以前に学んだ内容を忘れてしまう
・難しくて現場で混乱して使えない  
・学んだ理論同士が矛盾する  
・現象が説明できず途方にくれてしまう

という経験を繰り返してきました。
これではいつまでも絶望のしっぱなしです。

そこで私はもっと「人間」というものを理解する為に、
古武術や瞑想、宗教、マーケティングなど専門外の領域も学ぶことにしました。

その結果、
「思ったほど患者さんをよくできない・役に立てない」
という絶望の理由が段々と見えてきました。

セラピストの視点の狭さが絶望に導く

現場でセラピストが絶望してしまう理由とは

「セラピストの視点が狭すぎる」からです。


もう少し具体的にいうと・・・

<身体構造に偏った視点>
 ・一部の構造に過剰な意味付けをする。
 ・身体構造のどこかに問題があることしか考えない

②<EBMへの勘違いから始まる知識への過剰依存>
 ・先輩や先人に対する過剰なリスペクト
 ・優先事項が患者さんではなく見当はずれのEBM優先

③<心と身体の関係に対する無理解>
 ・心と身体の関係はただ頭でなんとなくわかるレベルでしか理解していない。

これらの理由がセラピストの可能性を奪い、絶望を作り出していると考えています。

絶望から生まれた希望

絶望と同時に大切なことも見えてきました。

 ・知識や技術よりも目の前の相手が最優先に接する方法
 ・疾患ではなく原因の見かた
 ・心と身体の関係を体感として自覚する

これを踏まえて私は、
「重さ」という視点から心身の問題を評価、アプローチすることが最も有効だと考えています。

臨床現場で患者さんと関わっていて
「重っ!」と感じた経験は多いのではないでしょうか?

この「重い」はただ身体が硬いというだけではなく、もっと奥深い意味があるんです!

「重さ」の持つ意味

宮本武蔵の五輪の書に興味深い記載があります。

『「居着く」は死ぬ手であり、
「居着かざる」は生きる手である。
よくよく心得るべきものである。』

これはセラピストにとっても大変重要なヒントです。

私なりの「居着く」の定義は、
心身のどこかに力みやたるみがありバランスが崩れた状態で、すぐに次の行動が取れない状態の事を言います。

 身体であれば同じ姿勢で固まった状態

 心であれば何かに執着している状態

この「居着いた」状態だと患者さんの身体は「重く」なります。

つまり、
患者さんを「重たっ!」と感じたということは、
身体構造だけでなく、心や身体の使い方にも問題が生じているということです。

すると、
この「重さ」により、
血流が悪くなったり、
自律神経が暴走したりして、
本来持っている身体の機能が発揮できなくなるのです。


ROMやMMTや整形外科テストなどの評価はとても大切な要素ですが、
これらのテストで人間の異常のサインを網羅する事は不可能です。


人は一人一人思考・行動・習慣が違います。
その思考・行動・習慣によって「重さ」の発生の仕方が異なります。

つまり、

症状や病名は同じでも、
その人の思考・行動・習慣によって問題のある場所や程度が変わる

という事です。

さらに、
施術に対しても患者さん個々に相性というものが存在します。
ですので、

いくらテクニックなどのハウツーを学んでもすぐに限界が来てしまいます。
逆に言えば「重さ」という視点を身につければテクニックはいくらでも自作できるようになります。

「重さ」の特徴

臨床で感じる「重さ」の特徴をまとめてみました。

 ・「重さ」は身体の状況だけでなく心の状況も反映している
 ・「重さ」は常に移動する
 ・「重さ」は場の条件によっても移動する
 ・「重さ」が一定量を超えると人によって様々な症状を引き起こす
・「重さ」は複数存在し、さらに優先順位がある
 ・ 同じ刺激でも「重さ」の生じ方は一人ひとり全く違う
・「重さ」は相手の欲している刺激
   (施術・声掛け・運動などの五感への刺激)を加えると速やかに取れる



このような「重さ」の特徴を理解することで、
人を見るという複雑極まりない仕事を、シンプルにみることができ治療の軸となるもの得ることができます。

「重さ」を見るメリット

患者一人一人の違いを正確に、
ROMやMMTなどの評価から理詰めで把握するというのは困難を極めます。
相当な鍛錬を積むか、センスのある人にしかできない職人業です。

そこで私は子供でもわかるシンプルな指標である
「重さ」を通して対象の状態をみる事にしています。

「重さ」という異常のサインは
筋肉、筋膜、骨、骨膜、硬膜、血管、内臓、皮膚などの構造の異常や、
姿勢や運動、心の状態などの異常までも表現しています。

様々なセミナーで学んだ結果、
現状では「人」をみるためにベストな視点だと考えています。

「重さ」というシンプルな評価軸ができると、

 ・すぐに臨床応用でき、自分の中で生きた体験として蓄積できる。
・全身を評価することができ、問題点を把握しやすい。
 ・患者さんもわかりやすい感覚であるため共感しやすい。
 ・「重さ」を支えていれば効果がでるのでソフトな施術でも効果を出せる。
・姿勢や運動の中での「重い」ところを指標に評価・指導ができる。
・症状と心の状態が紐付ける体験もできる。

これを学べば

 ・骨や内臓の一般に馴染みの無い部位の施術も簡単に出来るようになる。
 ・その都度●●テクニックなどを学び練習する必要もなくなる。
 ・心と身体の繋がりがわかり、広く問題点に気づける。
  ・自分の言葉に「重み」がでて、患者さんに伝わりやすくなる。

という力につながるのです。

人が健康である条件

上の図は人が健康である為の要素を図にしてみたものです。
左側は身体の要素、右側は心の要素です。
外側に行くほど具体的になり、捉えやすい要素になっています。
この中の要素のいずれかに問題が生じると身体や心が病み、何らかの症状が現れるようになると考えています。

これらの要素はとても多岐に渡り、個別性も高いものです。
その中で要素一つ一つの評価や治療方法などを学んでいくと霧がありません。

これらは「重さ」という視点から捉えることが可能だと考えています。

「重さ」の追求

奉身塾では、
臨床上とても良く遭遇する「重さ」を再定義し、
座学や稽古などを体感を通じて学び、
広い視点で患者さんと向き合えるようになるためのコンテンツを用意しています。

奉身塾の塾生はこれらを学ぶことで「セラピストとしての軸ができた」などと好評を頂いています。

現場で行き詰まりを感じている方は、奉身塾で一緒に学んで成長していきませんか?

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(現在鋭意作成中💦)

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